こんにちは!育休中のタケゾーです!
突然ですが、皆さんはAEDを使ったことがありますか?
そんな緊急事態には、めったに遭遇しないですよね。ほとんどの人がノーだと思います。
では胸骨圧迫をしたことがある方はいますか?
救急救命士じゃなければ、そんな機会ないですよね。
ただ、緊急事態というのは、いつやってくるか分かりません!そんな時に役立つ知識が、【普通救命講習】です!
実際に受講してきた体験談をお話ししたいと思います!
子供がケガで心肺蘇生をしなきゃいけない場面でも対応できるようになりますし、就職においても一定の評価がありますよ。
普通救命講習の資格って何?家庭で使える救急救命スキルを紹介
AEDを使う相手は、あなたの大切な誰かかもしれません。突然倒れたり、交通事故などでAEDを使うことが、今後あるかもしれません。
さて、そのときあなたは冷静にAEDを使うことができるでしょうか。
とても難しいですよね。そもそも使い方を知らない人が圧倒的に多いですからね。
万が一のときの保険代わりのスキルになる、普通救命講習の具体的な講習の内容をお伝えします!
普通救命講習の内容は主に3つ
普通救命で学べることは主に3つです。
講習の内容は座学と実技
僕が行った消防署では、小さめの体育館で20人くらい集まりました。年齢層は30代の僕が最年少で、あとは50代の方が多い印象でした。
男女比は、3対7で女性が多かったそうです。
座学の内容は救急救命の基礎知識を学ぶ
最初の1時間くらいはスクリーン(プロジェクター)で、救命の基礎の動画を見ます。
救急車が通報から到着までの平均が約8分半。
通報してから8分半ということは、実際の事故などが起こってからの通報のタイムラグを考えれば、事故後10分以上経過してからの救急車到着になるのは明らかな事です。
消防署の方も力説してましたが、現場に居合わせている我々一般人の初期救命が大切なんです!
実技はAEDの使い方、胸骨圧迫、人工呼吸法、窒息時対応の4つを行う
AED本体のフタを開ける
↓
パットを傷病者の右胸と左わき腹に貼る
↓
AEDが自動で解析
↓
電気ショックが必要なら、AEDのボタンを押す
これだけです。
ただ、実際の現場で冷静に行えるかは別の話なので、事故現場であると想定して、実技訓練を行います。
具体的に言うと、模型を相手に実際に胸骨圧迫と人工呼吸、AEDの装着を行います。
人が倒れてます!119番通報してください!AED持ってきてください!意識無し!呼吸無し!胸骨圧迫開始!
このように、周りの人に指示しながら胸骨圧迫をすることになります。
人工呼吸についても講義と実技がありますが、感染の問題もあるので、無理に人工呼吸をやるより胸骨圧迫が大事だと教わりました。
窒息時対応は背中を叩いて異物を出す
その名の通り、相手の背中を手の平で叩いて気道に詰まった異物を除去する方法です。
具体的な方法は、ノドが詰まった相手の顔を低くした状態で、肩甲骨の間を自分の手の付け根の固い部分で強く叩いて下さい。
その衝撃で、ゴホっと出てきます。
講習の受け付けはどこ?
普通救命講習は各市町村の消防署などで受講できます。各々の市町村名+普通救命でググればすぐに分かります。僕の地域では無料でしたが、それぞれ確認してみて下さい。
普通救命に近い資格で、赤十字の救命講習もありますが、こちらは金額がかかる事があるようです。
どんな人に普通救命の資格がオススメか
救命措置の知識は一生使えます。万が一の時に知識があると無いでは、全く違うでしょう。その時、知識がない事に後悔せずに済みます。
ここではケース別にオススメできる方を紹介します。
小さな子供を持つ家庭のパパママ
僕の家も該当しますが、子供が小さいうちは、誤食誤嚥の危険は常にあります。ノドに詰まった時の対応法も学ぶことができるので、とてもオススメできるスキルです、
特に子供は危険管理ができないので、万が一の時の技術を持っておけば安心感が高まりますよ。
育休について電子書籍を出版しています。こちらも参考にどうぞ。
介護職、または介護士志望の方
僕は過去、老人ホームの介護士として働いていましたが、介護職として働いている方は非常にオススメできます。
看護師や医師がそばにいる職場もあるでしょうが、即人命に繋がるケースがある仕事なので、救命措置は知っておくに越したことはありません。むしろ介護職員だからこそ必修だと思ってます。
また、これから介護職として働く意思がある方にも、もちろんオススメです。
学生(高校生以上)
部活や、野外活動が増えてくる学生にもオススメできます。特に受験資格はありませんが、15歳以上が推奨されています。
行動場所も交友関係も広いため、友達などが万が一の状況になる可能性あるかもしれません。
お子さんが学生なら、普通救命講習を親子で受講してはどうでしょうか?
普通救命講習を受講できない忙しい方は動画を参考に。
子育てしているのに、講習を受ける時間なんてないな…。
そんな忙しい方向けの動画を用意したので、参考にどうぞ。
・一時救命
・乳児、小児の心肺蘇生法
・異物除去
普通救命講習の資格まとめ
最後にまとめます!
・講習は3時間程度。救命の基礎知識、AEDの使い方、胸骨圧迫を実技で学べます。
・学生から、小さな子供を持つ家庭。誰にでも必要になるスキルであり、就職にも一定の評価が得られることがあります。
誰もがいつ緊急事態に遭遇してしまうか分かりません。これを機会に、取得を検討してみてください!
知っていれば安心だね!
今回の記事以外の子育て、育児はこちらが参考になります。
以上です!今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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